クリームバススパとは

クリームバススパが生まれたのは17世紀のインドネシア。髪を美しく保つために王族や貴族が行っていた、頭皮、髪、首のトータルケアです。

クリームバススパで使われるのは、フルーツやハーブなどを配合したクリーム。まずシャンプーを行った後、クリームを髪になじませ、頭部から首までていねいにハンドマッサージしていきます。

頭には筋肉がないので、血液が行き届きにくいといわれています。マッサージで頭皮の血行をよくすることで、髪に栄養が行き渡ると同時に、肩や首のコリも軽減できます。

何よりも、香りのよいクリームを使ったマッサージは心身のリフレッシュに最適。最後は再度シャンプーをして、クリームをさっぱりと洗い流します。

クリームバススパで解消される悩み、得られる効果は？

・髪に栄養が行き届き、ハリやコシが出る

・肩や首のコリが軽くなる

・頭の重さや疲れ目が軽くなる

・フェイスラインがすっきりする

・心身がリフレッシュできる

クリームバススパの何よりの効果は、心身ともにリラックスできること。ていねいなマッサージで血行がよくなると同時に、クリームに配合されたフルーツやハーブによるアロマテラピー効果があります。

仕事や毎日の生活からくるストレスは、頭皮や髪に影響を与えやすいといわれています。クリームバススパで頭皮の血行がよくなると、ストレスでハリやコシ、ツヤが失われてしまった髪も、健康な状態を取り戻せます。

また頭には、さまざまなツボが集まっています。マッサージで頭部のツボを刺激することで、肩こりや疲れ目も軽減されることでしょう。

頭皮にもハリが出て引き締まるので、顔の皮膚が持ち上げられ、フェイスラインがすっきりして見えるという効果も期待できます。

ヘッドスパとの違い

ヘッドスパとは、シャンプーやトリートメント、マッサージといった技術を駆使して行われるさまざまな頭部のケアの総称です。クリームバススパも、ヘッドスパの一種です。

ヘッドスパの目的は2つ。

１．頭皮や毛穴にこびりついた汚れを落とす

２．お風呂に入っているようなリラクゼーション効果

この両方を同時にかなえてくれるのがヘッドスパです。クリームバススパはリラクゼーション効果がメインですが、もちろん頭皮や毛穴の汚れを落とす効果もあります。

どんな効果を重視するかによって、どのヘッドスパが向いているかは変わってきます。ぜひMEZONの「こだわり検索」で、自分にぴったりのヘッドスパを探してみてください。

クリームバススパにもデメリットはある？

・妊娠中は避けておいたほうがいい

・リンパの持病がある人にはおすすめできない

・美容師の技術によっては、効果が得られないことも

クリームバススパで使われるクリームには、さまざまなハーブが配合されています。どんなハーブが入っているかはメーカーによって違いますが、なかには妊娠に影響を与えるハーブが含まれていることも。

妊娠中は避けたほうがいいハーブとしては、セントジョーンズワート、セージ、ローズマリー、ジャスミンなどがあります。予めクリームの成分をよく確認するか、妊娠中には受けないほうがいいでしょう。

またクリームバススパでは、血行と同時にリンパの流れもよくなるので、リンパ系の持病がある人は影響が出てしまうことがあります。受ける前に主治医に相談してみましょう。

まとめ

クリームバススパは、インドネシア伝統の技術をベースにした頭部のトータルケアです。フルーツやハーブ配合のクリームを使ってマッサージすることで、心身ともにリラックス＆リフレッシュできます。

頭皮の血行がよくなることで、首や肩のコリ、疲れ目などにも効果が。ただ、体の状態によっては避けたほうがいい場合もあります。もしも不安に感じることがあったら、美容師に相談してみましょう。