マニュキュアについて
ヘアマニキュアとは
髪と同じ酸性なので、髪をほとんど傷めず染色できます。
ヘアマニキュアには脱色効果がないので、黒髪に入れてもほぼ発色しません。でも白髪の部分はきれいに色が出るので、白髪染めにはぴったりです。
一般的なヘアカラーと、ヘアマニキュアの違い
一般的なヘアカラーは、髪の内部にまで浸透して、メラニン色素を脱色しつつ新たに色を入れます。その分、髪も傷みやすいといえるでしょう。
ヘアマニキュアは、髪表面のキューティクルを染めるだけで、髪の内部にはほとんど浸透しません。酸性の薬剤で染めるため、酸性カラーとも呼ばれています。
例えるならヘアマニキュアは、髪の表面をごく薄い染料の膜で包み込むイメージ。髪表面がコーティングされるので、髪にツヤとコシが出るというメリットもあります。
ヘアマニキュアのメリット・デメリット
《ヘアマニキュアのメリット》
・髪を傷めない
・髪にハリやコシが出る
《ヘアマニキュアのデメリット》
・黒髪に施術しても色が出ない
・色保ちは3~4週間程度
・洗髪のたびに少しずつ退色する
・頭皮に薬剤がつくと落ちにくい
・ヘアカラーとの併用が難しい
一般的なカラーリング剤が2ヶ月程度色保ちするのに対して、髪の表面しか染めないヘアマニキュアは3~4週間程度。髪を洗うたびに少しずつ退色していきます。
また、ヘアマニキュアは髪をコーティングしてしまうので、施術直後は簡単に色を変えることはできません。一般的なヘアカラーを使っても、色づきが悪くなってしまいます。ただ、白髪染めのように同系色で染める場合には、それほど問題視しなくても大丈夫でしょう。
またヘアマニキュアは、髪表面を染める力が強いため、髪と同じタンパク質でできている頭皮に薬剤がつくと、ヘアカラーよりも落ちにくいというデメリットも。根元近くからキレイに染めるには、サロンでの施術がオススメです。